【2025年6月のお題-2】(くれたけ#253)心理に関して、読者さんにとってオトクな情報を1つだけ披露してください


『ドーパミンは情報を求めることへの依存も引き起こす』

ソーシャルメディアを見ている時、際限なくスクロールしている自分に気が付いたことはありませんか? それはドーパミンに支配されてるかも?!

スマートフォンを使っているときに、ドーパミンを出すように刺激されていて、それがスマホ依存の原因になっていると忠告されています。ドーパミンは脳内で合成される神経伝達物質で快楽物質としても知られていますが、食べ物、セックス、ギャンブル、ドラッグなど楽しみや快楽となる活動をしたときに作られ、ドーパミンによって得られた快楽のためにそれらの活動を追い求めるようになります。

ドーパミンの作用はこれらの他に、情報を求め、好奇心を掻き立てる働きもあり、ソーシャルメディアをスクロールしている時にドーパミンループが作動し、より多くの情報を見るためにスクロールし続けたいと願うようになるのです。恐ろしいことにその情報量に決して満足することはなく、何かの邪魔が入るまでスクロールは止まりません。恐るべきドーパミン作用。

時間制限を決めてソーシャルメディアにつながることは、子供だけでなく大人にも必要なのかもしれません。

投稿者プロフィール

石黒 要
石黒 要くれたけ心理相談室(バンコク支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室(バンコク支部)は、タイのバンコクを拠点に心理カウンセリングを承っております。国内外問わず、Zoom・Google Meet・Skypeによるカウンセリングにて対応させていただいております。

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