エベレスト
4か月前になるのですが、5月に5泊6日でネパールに行ってました。出発5日前に飛行機を予約して、観光する場所も決めずにふらりと出かけて、搭乗直前に初日だけホテルを予約。現地での行動も決めてなかったから、ネパール国内移動の可能性もあったからです。
エベレストは「いつか行けたらリスト」には入っていましたが、調べてみると値段が高い・・・ネットで予約する勇気は持てず、現地で何カ所かの旅行会社の話しを聞いて、到着日に予約しました。
しかしながら、ずっと雨。晴れた日もありましたが、現地の天候が悪くキャンセルされてしまい。ほぼ諦めていた最終日に無事にヘリコプターが飛ぶことになりました。
まずは、カトマンズからヘリで45分程かけて、左側にヒマラヤ山脈を眺めながら、エベレストに登る人々の通過点であるルクラ空港(2,800m)に向かいます。ヘリには日本から来られた日本人の素敵なご夫婦1組とご一緒です。


ルクラでヘリが給油して、エベレスト街道標高4,300m地点にあるPheriche(フェリチェ)という村に向かいます。そこで高山病対策のために一時待機、そして更に標高の高い場所にヘリが上がるには、4人いる乗客を2人にして定員制限、残った2人は沢山のヘリの轟音と強風を間近に感じながら山々の景色を楽しみます。

5月は繁忙期のようで、エベレスト・ベース・キャンプの混雑を避けるため着陸はせず、ヘリコプターの上から眺めて、そしてエベレストに最も近づける絶景の着地ポイントであるカラパタール(標高5,545m)に到達。高山病のリスク回避のため、滞在時間はたった5分・・・けど5分あれば色々とできただろうに、足元にある氷河にも触れてないし、石でも拾えばよいのに拾ってないし(拾ってよいのか不明)、写真はまともなのを取れてないし、もしかしたら軽い高山病だったのかもしれません。

高度調整したフェリチェに戻り、待っていた日本人ご夫婦と合流して、再度ヘリでホテル・エベレスト・ビュー(標高3,880m)に向かいます。世界最高所にあるホテルで、日本の方が経営しているそうです。このホテルに訪れるには、ルクラからヘリコプターで来るか、同じくルクラからトレッキングで3~4日かけて歩いて来るしか手段がありません。

エベレストを眺めながらの朝食ですが、興奮していて味の記憶は全くありません。こんな澄んだ空気以上、美味しいものがあるわけありません。

目の前にそびえるエベレストは、間違いなく圧倒的でした。けれど同時に私の目を奪ったのは、エベレストに引けを取らないほどの標高と美しさを誇りながら、すぐ隣で静かに連なる無数の山々の姿でした。これほどの絶景を前にしながら、エベレスト以外の名前をひとつも知らなかった自分の無知さを恥ずかしく思うと同時に、「人の記憶に残り、名声を得るには、やはり『一番』であることが不可欠なのだ」と痛感したのです。 けれど、たとえ誰かに名前を知られていなくても、一番でなくても、目の前にある山々の圧倒的な美しさは、エベレストと少しも変わりませんでした。「一番」という記号が持つ強さと、有名でなくとも、一番でなくとも確かに存在する「本質的な美しさ」。 雲の上の景色は、その両方の真理を静かに語りかけてくるようでした。そして私は、両方の真理を理解した上で、「一番と変わりない本質的な美しさ」をたくさん見つけられる人間でありたいです。
神に近い山々を前にして感じたこと以外にも、今回のネパール旅では心を動かされる瞬間が数多くありました。それらの気づきについても、また別のブログで少しずつ綴っていきたいと思います。
最後に、先月ネパール北部を襲った自然災害により犠牲となられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、現地の方々が一日も早く穏やかな日常を取り戻し、美しい大地が復興することを心より願っています。

投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(バンコク支部)心理カウンセラー
- くれたけ心理相談室(バンコク支部)は、タイのバンコクを拠点に心理カウンセリングを承っております。国内外問わず、Zoom・Google Meet・Skypeによるカウンセリングにて対応させていただいております。
最新の記事
旅行2026年10月2日ネパール旅行 料理・その他
旅行2026年10月1日ネパール旅行 バクタプル
旅行2026年9月30日ネパール旅行 クマリについて
旅行2026年9月29日エベレスト


